子育て世代で、お子さんが将来グローバル人材として活躍して欲しいという希望をお持ちの方であれば、お聞きになられたことがあるでしょうか。

 

国際バカロレア(通称IB「アイビー」とよぶ)とは、スイスのジュネーブを本部とする国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムです。

 

1968年に、世界の複雑さを理解し、そのことに対処出来る生徒を育成し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身につけさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置された教育プログラムです。

 

平成29年6月1日現在、世界140以上の国や地域、4,846校において実施されています。

 

カリキュラムとしては、下記のものが用意されています。

①大学入学資格(ディプロマ)プログラム=DP・・・16歳から19歳までの高校生を対象とした2カ年の課程

②ミドル・イヤーズ・プログラム=MYP・・・11歳から16歳までの前期中等教育レベルの課程

③プライマリー・イヤーズ・プログラム=PYP・・・3歳から12歳までの児童を対象とした課程

 

日本におけるIB認定校は、学校教育法第1条に規定されている学校(=1条校、いわゆる狭義の学校)で20校、1条校以外(いわゆるインターナショナルスクールなど)で26校があります。

 

最近では、大阪市が国家戦略特区プロジェクトとして、学校教育法の特例を活用し、「国際バカロレアの認定を受ける公設民営学校の設置」を提案し、大阪市立水都国際(すいとこくさい)中学校・高等学校の開校が平成31年4月に予定されています。

 

急速に進む社会の変化に対し、求められる人材も変化し、そういった人材を育成することもまた社会のニーズとなっているようです。

また卒業生の中には「将来の通訳者」が出てくるかもしれません。

 

日本の人材・情報・技術力といった資源が、国際舞台で力を発揮できるようサポートする事業者の一員として、こういった動きにも期待を持って観察していきたいと考えています。